計画地は琵琶湖西岸に面する温泉旅館、琵琶湖グランドホテルです。
旅館の敷地の一角に、会議や研修を行う場かつ、食事会場としても利用できるコンベンションホールを増築しました。
大空間の迫力を活かすため照明計画は光天井を採用し、竹のパネル材など木目を基調とした内装材を使用することで旅館全体の和のテイストを織り交ぜながらモダンな空間を目指しました。
ホールの壁面上部四周には金彩工芸により、面ごとに春夏秋冬をテーマとした絵画と和歌が描かれており、当コンベンションホールは「万葉」と名付けられました。

photo by Daijirou Okada