PROJECTわたしたちのプロジェクト
I邸
家族や友人が集う、庭とインテリアを楽しむ住宅
敷地は西宮市の高台にある閑静な住宅街で、敷地西側からは海も見える見晴らしの良い立地です。施主のお父様が学生時代を過ごし、庭の枝垂桜を家族で楽しんだ思い出の地を、週末は両親や友人たちが集える新たな住まいを計画しました。
既存敷地を生かした地下1階地上2階のRC造と木造の混構造となっています。
外観は庭、室内は施主の集めた色鮮やかなモロッコ雑貨等インテリアが映えるよう、シンプルな白を基調としました。新築でありながらフローリングやタイル、建具にアンティークな素材を選ぶことで、シンプルさの中にもあたたかみを感じる空間となっています。また、玄関と浴室に使用した、モロッコから取り寄せたモロッカンタイルが白い空間に映えます。
地階はアトリエとして利用できるよう、内外部ともに同材タイル敷きとすることで外部空間とのつながりを生み出しています。1階のリビングダイニングと隣接するテラス、ゲストルームは全開口できる建具を採用することで、ワンフロアでつながり家族やたくさんの友人が集う豊かな場ともなります。2階の自室はモロッコの洞窟住居をイメージし、小上がりやベンチを壁と同じ粗目の塗装で仕上げています。また、西側の窓からは六甲の山々と苦楽園の町並、東側の窓からは庭の枝垂桜を眺めることができます。
photo by Daijirou Okada
- 規 模
- RC造+木造 地上2階 地下1階
- 設計期間
- 2015.02 - 2015.09
- 施工期間
- 2015.09 - 2016.03
- 敷地面積
- 239 m²
- 延床面積
- 158 m²
- U R L
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