PROJECTわたしたちのプロジェクト
Legacy25
整備工場からSOHOへ
働く場の移ろい
1階が自動車整備工場、2-3階を従業員用寄宿舎として使用されていたこの建物は、およそ30年の時を経て、その役割を終えました。
オフィスと住居を兼ね備えたSOHOとし、間仕切りの無い自由度の高いプランを採用。
1階には整備工場で使用されていた整備ピットを生かし、メンテナンスや愛車を眺めながら仕事が出来る空間とすることで、住まい手にとって自動車整備工場というオイルや排気ガスと言ったネガティヴな要素を、趣味というポジティヴな発想へと転換し、自動車整備工場の記憶を継承することを目指しました。
また、床にはアンティーク調の栗無垢フローリングを使用し、照明器具や外壁のアクセントをレンガ調のタイルとすることで、シンプルな構成の中にも味わいのあるレトロビルの風合いを醸しだしています。
古さの中にも新しさを見出せる飽きのこないオフィス・ライフスタイルを楽しめる計画としています。
Photo by Daijirou Okada
BEFORE
AFTER
- 規 模
- S造地上4階建
- 設計期間
- 2012.08 - 2012.11
- 施工期間
- 2012.12 - 2013.03
- 敷地面積
- 298 m²
- 延床面積
- 568 m²
- U R L
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